2018-07-25 00 プロローグ 「お父さんきたぁ~、おかえり~」 「ただいま」 「あなた、おかえりなさいませ」 「うん。おみやげ、お前の好きなショートケーキ」 「うわぁ、おっきい、食べていい?」 「まあ、ちょっと待ちなさい。あなた、夕飯になさいます、それともお風呂になさいますか」 「そうだな、腹が減ったから飯にするか」 「はい、わかりました、支度しますね」 「お母さんね、昨日からちゃんと筑前煮作って待ってたんだよ」 「そうか、お母さんのは美味しいからな」 「うん、お父さん、好きだもんね」